石川 佳治のホームページ

以下は，名古屋大学において過去に実施したプロジェクトです．

空間スカイライン問合せとその応用に関する研究

• 分野：時空間データベース
• 年度：2008年〜2017年
• 概要：位置に基づく情報サービスにおいて，位置情報だけでなく方向に関する情報も用いて適切なオブジェクトを選択するための問合せや，組合せ的な指標を最適化する問合せの処理に関する研究を行った．空間スカイライン問合せと関連が深いアプローチである．
• 主要メンバー：兒玉 一樹，郭 茜，肖 川
• 主な関連論文
  1. Kazuki Kodama, Yuichi Iijima, Xi Guo, and Yoshiharu Ishikawa, "Skyline Queries Based on User Locations and Preferences for Making Location-Based Recommendations", 2009 International Workshop on Location Based Social Networks (LBSN 2009), pp. 9-16, Seattle, WA, November 2009.
  2. Xi Guo, Yoshiharu Ishikawa, and Yunjun Gao, "Direction-Based Spatial Skylines", Proceedings of Ninth International ACM Workshop on Data Engineering for Wireless and Mobile Access (MobiDE 2010, ACM SIGMOD/PODS 2010 Workshop), pp. 73-80, Indianapolis, Indiana, June 2010.
  3. Xi Guo and Yoshiharu Ishikawa, "Multi-Objective Optimal Combination Queries", Proceedings of 22nd International Conference on Database and Expert Systems (DEXA 2011), Part I, LNCS 6860, pp. 47-61, Tourouse, France, August-September 2011.
  4. Xi Guo, Baihua Zheng, Yoshiharu Ishikawa, and Yunjun Gao, "Direction-Based Surrounder Queries for Mobile Recommendations", The VLDB Journal, Vol. 20, No. 5, pp. 743-766, October 2011.
  5. Xi Guo, Chuan Xiao, and Yoshiharu Ishikawa, "Combination Skyline Queries", Transactions on Large-Scale Data- and Knowledge-Centered Systems VI, LNCS 7600, pp. 1-30, September 2012.
  6. Xi Guo, Yoshiharu Ishikawa, Aziguli Wulamu, Yonghong Xie, "Reverse Direction-Based Surrounder Queries", The 17th Asia-Pacific Web Conference (APWeb 2015), LNCS 9393, pp. 280-291, Guangzhou, China, September 2015.
  7. Xi Guo, Yoshiharu Ishikawa, Yonghong Xie, Aziguli Wulamu, "Reverse Direction-based Surrounder Queries for Mobile Recommendations", World Wide Web Journal, Vol. 20, No. 5, pp. 885-913, September 2017.
• 関連する外部資金
  • 文部科学省科学研究費 特定領域研究「情報爆発IT基盤」，「移動オブジェクト技術に基づくセンサデータベースの適応的問合せ処理に関する研究」, 2007年度～2008年度
  • 文部科学省科学研究費 特定領域研究「情報爆発IT基盤」，「センサ環境における能動的な情報統合のための時空間データベース技術に関する研究」 , 2009年度～2010年度
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「クラウド環境における時空間情報資源の動的統合利用に関する研究」，2010年度〜2012年度
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「モビリティデータアナリティクスのための先進的データベース技術の開発」，2013年度〜2016年度
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究 (A) (一般)，「戦略的社会サービスのためのリアルタイム型サイバーフィジカル時空間分析に関する研究」, 2016年度～2019年度

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曖昧な位置情報に基づく空間データベース問合せ

• 分野：時空間データベース，確率的情報処理
• 年度：2007年〜2017年
• 概要：確率的に位置が表現される曖昧な空間データベースにおける空間データへの問合せ処理のアルゴリズムの開発等を行った．範囲問合せ，最近傍問合せ等の手法を開発・評価した．
• 主要メンバー：兒玉 一樹，飯島 裕一，董 テイテイ，肖 川
• 主な関連論文
  1. 石川 佳治,　「曖昧な位置情報に基づく空間問合せの処理手法」,　日本データベース学会Letters, Vol. 6, No. 2, pp. 49-52, 2007年9月.
  2. Yoshiharu Ishikawa, Yuichi Iijima, and Jeffrey Xu Yu, "Spatial Range Querying for Gaussian-Based Imprecise Query Objects", Proceedings of the International Conference on Data Engineering (ICDE 2009), pp. 676-687, Shanghai, China, March-April 2009.
  3. Yuichi Iijima and Yoshiharu Ishikawa, "Finding Probabilistic Nearest Neighbors for Query Objects with Imprecise Locations", Proceedings of the 10th International Conference on Mobile Data Management (MDM 2009), pp. 52-61, Taipei, Taiwan, May 2009.
  4. 飯島 裕一, 石川 佳治, 「あいまいな位置情報に基づく最近傍問合せの処理手法」, 電子情報通信学会論文誌, Vol. J93-D, No. 6, pp. 781-794, 2010年6月.
  5. Tingting Dong, Chuan Xiao, Xi Guo, Yoshiharu Ishikawa, "Processing Probabilistic Range Queries over Gaussian-based Uncertain Data", The 13th International Symposium on Spatial and Temporal Databases (SSTD 2013), LNCS 8098, pp. 410-428, Munich, Germany, August 2013.
  6. Tingting Dong, Chuan Xiao, Yoshiharu Ishikawa, "Probabilistic Range Querying over Gaussian Objects", IEICE Transactions on Information and Systems, Vol. E97-D, No. 4, pp. 694-704, April 2014.
  7. Tingting Dong, Yoshiharu, Ishikawa, Chuan Xiao, Jing Zhao, "k-Expected Nearest Neighbor Search over Gaussian Objects", 4th International Conference on Network and Computing Technology (ICNCT 2015), pp. 1-11, Rome, Italy, December 2015.
  8. Tingting Dong, Yoshiharu Ishikawa, Chuan Xiao, "Top-k Similarity Search over Gaussian Distributions Based on KL-Divergence", IPSJ Journal of Information Processing, Vol. 24, No. 1, pp. 152-163, January 2016.
  9. Tingting Dong, Yoshiharu Ishikawa, Chuan Xiao, Jing Zhao, "k-Expected Nearest Neighbor Search over Gaussian Objects", Journal of Computers (JCP), Vol. 12, No. 2, pp. 105-115, March 2017.
• 関連する外部資金
  • 文部科学省科学研究費 特定領域研究「情報爆発IT基盤」，「移動オブジェクト技術に基づくセンサデータベースの適応的問合せ処理に関する研究」, 2007年度～2008年度
  • 文部科学省科学研究費 特定領域研究「情報爆発IT基盤」，「センサ環境における能動的な情報統合のための時空間データベース技術に関する研究」 , 2009年度～2010年度
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「クラウド環境における時空間情報資源の動的統合利用に関する研究」，2010年度〜2012年度
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「モビリティデータアナリティクスのための先進的データベース技術の開発」，2013年度〜2016年度
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究 (A) (一般)，「戦略的社会サービスのためのリアルタイム型サイバーフィジカル時空間分析に関する研究」, 2016年度～2019年度

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LBSN（Location-Based Social Network）および行動分析のためのオントロジー

• 分野：データベース，ソーシャルコンピューティング
• 年度：2013年〜2017年
• 概要：LBSN とは位置に基づく情報サービスとソーシャルコンピューティングを融合したサービスである． 本プロジェクトでは，LBSNの各要素技術に関する研究を行った． 具体的には，LBSNオントロジーとそれに基づくセマンティックなLBSN技術の開発，LBSNにおける高次イベント処理などである．
• 主要メンバー：稲葉 鉄平，高橋 正和，簗井 美咲，橋本 聡和，中村 亮
• 主な関連論文
  1. 横山 拓也, 石川 佳治, 鈴木 優, 「Hadoop環境における空間分割による並列全k近傍問合せ処理」, 日本データベース学会論文誌, Vol. 11, No. 1, pp. 25-30, 2012年6月.
  2. Takuya Yokoyama, Yoshiharu Ishikawa, Yu Suzuki, "Processing All k-Nearest Neighbor Queries in Hadoop", The 13th International Conference on Web-Age Information Management (WAIM 2012), LNCS 7418, pp. 346-351, Harbin, China, August 2012.
• 関連する外部資金
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「クラウド環境における時空間情報資源の動的統合利用に関する研究」，2010年度〜2012年度
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「モビリティデータアナリティクスのための先進的データベース技術の開発」，2013年度〜2016年度
  • 日本学術振興会科学研究費 挑戦的萌芽研究，「オントロジおよび複合イベント処理技術に基づく拡張可能LBSNフレームワークの開発」，2014年度〜2016年度

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Hadoopの大規模空間データ処理への適用

• 分野：時空間データベース，クラウドコンピューティング
• 年度：2011年〜2015年
• 概要：大規模な時空間データを処理するため，並列分散コンピューティング技術，特にHadoopを活用した処理アルゴリズム等を開発した．
• 主要メンバー：横山 拓也，瀧本 祥章，鈴木 優
• 主な関連論文
  1. 横山 拓也, 石川 佳治, 鈴木 優, 「Hadoop環境における空間分割による並列全k近傍問合せ処理」, 日本データベース学会論文誌, Vol. 11, No. 1, pp. 25-30, 2012年6月.
  2. Takuya Yokoyama, Yoshiharu Ishikawa, Yu Suzuki, "Processing All k-Nearest Neighbor Queries in Hadoop", The 13th International Conference on Web-Age Information Management (WAIM 2012), LNCS 7418, pp. 346-351, Harbin, China, August 2012.
• 関連する外部資金
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「クラウド環境における時空間情報資源の動的統合利用に関する研究」，2010年度〜2012年度
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「モビリティデータアナリティクスのための先進的データベース技術の開発」，2013年度〜2016年度

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移動ロボットのためのデータベース技術に関する研究

• 分野：時空間データベース，移動ロボット
• 年度：2013年〜2014年
• 概要：移動ロボットに関する技術と時空間データベースの技術を連携した，萌芽的なプロジェクトであり，行動処理の支援などについて検討・開発を行った．
• 主要メンバー：杉浦 健人
• 主な関連論文
  1. Kento Sugiura, Arata Hayashi, Tingting Dong, Yoshiharu Ishikawa, "Monitoring Query Processing in Mobile Robot Databases", The Third International Workshop on Spatial Information Modeling, Management and Mining (SIM3), Bali, Indonesia, April 2014. in Proceedings of DASFAA 2014 Workshops, LNCS 8505, pp. 271-282.
• 関連する外部資金
  • 日本学術振興会科学研究費 挑戦的萌芽研究，「移動ロボットの行動支援のためのデータベース技術の開発」 ，2011年度～2013年度

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時系列データマイニング

• 分野：時系列データ，データストリーム
• 年度：2009年〜2013年
• 概要：センサから得られるデータ，ウェブ上のトラフィックなど，近年では大量の時系列データが時々刻々と得られる状況にある．本プロジェクトでは，大量の時系列データからのデータマイニング技術に焦点を当て，特に，動的にストリームとして得られる時系列データからの類似箇所の検出技術などについて研究を行った．
• 主要メンバー：豊田 真智子
• 協力メンバー：櫻井 保志（NTTコミュニケーション科学基礎研究所）
• 主な関連論文
1. Machiko Toyoda and Yasushi Sakurai, "Discovery of Cross-Similarity in Data Streams", Proceedings of the International Conference on Data Engineering (ICDE 2010), Los Angeles, USA, March 2010.
2. 豊田 真智子, 櫻井 保志, 石川 佳治, "部分シーケンスマッチングのためのストリームアルゴリズム", 電子情報通信学会論文誌D, Vol. J94-D, No. 7, pp. 1058-1070, 2011年.
3. Machiko Toyoda, Yasushi Sakurai, and Yoshiharu Ishikawa, "Pattern Discovery in Data Streams under the Time Warping Distance", The VLDB Journal, Vol. 22, No. 3, pp. 295-318, June 2013.

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モバイルサービスのためのプライバシー保護に関する研究

• 分野：時空間データベース，移動ロボット
• 年度：2010年〜2012年
• 概要：位置に基づく情報サービスを支援するための，位置情報の匿名化技術などの開発を行った．
• 主要メンバー：眞野 将徳，趙 セイ，郭 茜
• 主な関連論文
  1. Kento Sugiura, Arata Hayashi, Tingting Dong, Yoshiharu Ishikawa, "Monitoring Query Processing in Mobile Robot Databases", The Third International Workshop on Spatial Information Modeling, Management and Mining (SIM3), Bali, Indonesia, April 2014. in Proceedings of DASFAA 2014 Workshops, LNCS 8505, pp. 271-282.
• 関連する外部資金
  • 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「クラウド環境における時空間情報資源の動的統合利用に関する研究」，2010年度〜2012年度

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リレーショナルデータベースにおけるキーワード検索に関する研究

• 分野：データベース
• 年度：2009年〜2012年
• 概要：リレーショナルデータベースデータベースシステムは広く社会で活用されており，大量のテキスト情報を管理することもある． 本プロジェクトは，そのようなデータベースにおいてキーワード検索をどのように効率的・効果的に支援するかに焦点を当てた． 情報検索の分野で一般的である，キーワードのリストを与えることによる情報検索を，リレーショナルデータベース上で実行できるようなアプローチをとっている． 特に本研究では，インクリメンタルな情報の追加・削除が発生する場合について研究を進めた．
• 現在の主要メンバー：許 延偉
• 主な関連論文
1. Yanwei Xu, Yoshiharu Ishikawa, and Jihong Guan, "Effective Top-k Keyword Search in Relational Databases Considering Query Semantics", Proceedings of International Workshop on DataBase and Information Retrieval and Aspects in Evaluating Holistic Quality of Ontology-Based Information Retrieval (DBIR-ENQOIR 2009) (APWeb-WAIM 2009 Workshop), Vol. 5731 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 172-184, Suzhou, China, April 2009.
2. Yanwei Xu, Yoshiharu Ishikawa, and Jihong Guan, "Efficient Continuous Top-k Keyword Search in Relational Databases", Proceedings of 11th International Conference on Web-Age Information Management (WAIM 2010), Vol. 6184 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 755-767, Jiuzhaigou (Jiuzhai Valley), China, April 2010.
3. Yanwei Xu, Yoshiharu Ishikawa, and Jihong Guan, "Efficient Continual Top-k Keyword Search in Relational Databases", Journal of Information Processing, Vol. 20, No. 1, pp. 114-127, IPSJ, 2012.
4. Yanwei Xu, Jihong Guan, and Yoshiharu Ishikawa, "Scalable Top-k Keyword Search in Relational Databases", The 17th International Conference on Database Systems for Advanced Applications (DASFAA 2012), Part II, LNCS 7239, pp. 65-80, Busan, Korea, April 2012.
• 関連する外部資金
• 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「クラウド環境における時空間情報資源の動的統合利用に関する研究」，2010年度〜2012年度

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信頼できるP2Pデータ交換のためのトレーサビリティ技術の開発

• 分野：P2Pコンピューティング，異種分散情報統合
• 年度：2005年〜2011年
• 概要：P2P環境では，多数のデータベースがさまざまな形で情報を交換するP2Pデータ交換が発生する．結果として，データの複製や変更が繰り返されるため，他のピアから入手したデータがどのような経緯で手元にあるかという判断が困難となり，データの信頼性を確保することが困難となる．そこで本研究では，データ交換においてどのようにデータがピア間を流通したかを検証可能とするためのトレーサビリティ技術の開発を進めた．
• 主要メンバー：永元 芳幸（筑波大），飯田 卓也，掘田 孝司，李 峰栄
• 主な関連論文
1. Fengrong Li and Yoshiharu Ishikawa, "Traceable P2P Record Exchange Based on Database Technologies", Proceedings of the 10th Asia Pacific Web Conference (APWeb 2008), Vol. 4976 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 475-486, Shenyang, China, April 2008.
2. Fengrong Li, Takuya Iida, and Yoshiharu Ishikawa, "Traceable P2P Record Exchange: A Database-Oriented Approach", Frontiers of Computer Science in China, Vol. 2, No. 3, pp. 257-267, September 2008.
3. Fengrong Li, Takuya Iida, and Yoshiharu Ishikawa, "`Pay-as-you-go' Processing for Tracing Queries in a P2P Record Exchange System", Proceedings of the 14th International Conference on Database Systems for Advanced Applications (DASFAA 2009), Vol. 5463 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 323-327, Brisbane, Australia, April 2009.
4. 飯田 卓也, 李 峰栄, 石川 佳治, 「トレーサブルなP2Pレコード交換システムにおけるイベント駆動型問合せ」, 日本データベース学会論文誌, Vol. 8, No. 1, pp. 95-100, 2009年6月.
5. Fengrong Li and Yoshiharu Ishikawa, "Query Processing in a Traceable P2P Record Exchange Framework", IEICE Transactions on Information and Systems, Vol. E93-D, No. 6, pp. 1433-1446, June 2010.
6. Fengrong Li and Yoshiharu Ishikawa, "Query Processing with Materialized Views in a Traceable P2P Record Exchange Framework", Proceedings of the 2nd International Workshop on Web-based Contents Mangement Technologies (MCMT 2010, WAIM 2010 Workshop), Jiuzhai (Jiuzhai Valley), China, April 2010.
7. Fengrong Li and Yoshiharu Ishikawa, "Using Materialized Views to Enhance a Traceable P2P Record Exchange Framework", Journal of Advances in Information Technology, Vol. 2, No. 1, pp. 27-39, 2011.
8. Fengrong Li and Yoshiharu Ishikawa, "Simulation Based Analysis for a Traceable P2P Record Exchange Framework", Proceedings of 4th International Conference on Data Management in Grid and P2P Systems (Globe 2011, DEXA 2011 Workshop), LNCS 6864, pp. 49-60, Tourouse, France, Sept. 2011.
• 関連する外部資金
• セコム科学技術振興財団，「P2P環境における情報流通・統合のためのトレーサビリティ機構に関する研究」，2006年度
• 栢森情報科学振興財団，「データの系統管理によるP2P環境における柔軟なデータベース共有方式の開発」，2006年度〜2007年度
• 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B)，「品質駆動型の情報源統合のための知識発見・獲得手法に関する研究」，2006年度〜2009年度
• 日本学術振興会科学研究費 基盤研究（B）（一般），「クラウド環境における時空間情報資源の動的統合利用に関する研究」 , 2010年度～2012年度

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以下は，筑波大学時代から引き続き，名古屋大学でも継続したプロジェクトです．

新規性を考慮した時系列文書のクラスタリング

• 分野：情報検索，ディジタル図書館
• 年度：2000年〜2008年
• 概要：近年では，ネットワーク上を時々刻々と配信されるオンラインのニュースサービスなどが数多くみられる．このようなサービスに現れる文書（時系列文書と呼ぶ）は，時間的な順序があり，新しいものほど情報として一般に価値があるという性質を持つ．従来より，多数の文書を類似性によりグループ化するアプローチとしてクラスタリングの手法が用いられてきたが，文書の新規性を考慮するクラスタリング手法は見られない．本研究では，古い文書ほど忘却され価値が下がるような文書類似度のモデルを提案し，オンライン処理に適したインクリメンタルなクラスタリング手法を開発している．また，本クラスタリングシステムの上位に位置する，クラスタリング結果をブラウジングするための可視化システムの開発も行っている．
• 主要メンバー：陳 怡冰，梶並 千春，佐々木 裕也，キー ソァポァン（KHY Sophoin）（以上筑波大），長谷川幹根（名大）
• 主な関連論文
1. Yoshiharu Ishikawa, Yibing Chen, and Hiroyuki Kitagawa, "An On-Line Document Clustering Method Based on Forgetting Factors", Proceedings of the 5th European Conference on Research and Advanced Technology for Digital Libraries (ECDL 2001), Vol. 2163 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 332-339, Darmstadt, Germany, Springer-Verlag, September 2001.
2. 石川 佳治, 北川 博之, 「忘却の概念に基づくクラスタリング手法の改良方式」, 日本データベース学会Letters, Vol. 2, No. 3, pp. 53-56, 2003年12月.
3. Sophoin Khy, Yoshiharu Ishikawa, and Hiroyuki Kitagawa, "Novelty-based Incremental Document Clustering for On-line Documents", Proceedings of International Workshop on Challenges in Web Information Retrieval and Integration (WIRI 2006), Atlanta, Georgia, IEEE Computer Society Press, April 2006.
4. Sophoin Khy, Yoshiharu Ishikawa, and Hiroyuki Kitagawa, "Incremental Clustering Based on Novelty of On-line Documents", 日本データベース学会Letters, Vol. 5, No. 1, pp. 57-60, 2006年6月.
5. 長谷川 幹根, 石川 佳治, 「T-Scroll：時間的トピックの推移をとらえる可視化システム」, 日本データベース学会Letters, Vol. 6, No. 1, pp. 149-152, 2007年6月.
6. Sophoin Khy, Yoshiharu Ishikawa, and Hiroyuki Kitagawa, "A Document Clustering Method Focusing on User Specified Time of Interest", 情報処理学会研究報告, Vol. 2007, No. 65, 2007-DBS-143(69), pp. 411-416, 及び, 電子情報通信学会技術研究報告, Vol. 107, No. 131, DE2007-90, pp. 411-416, 2007年7月.
7. Yoshiharu Ishikawa and Mikine Hasegawa, "T-Scroll: Visualizing Trend in a Time-series of Documents for Interactive User Exploration", Proceedings of 11th European Conference on Research and Advanced Technology for Digital Libraries (ECDL 2007), Vol. 4675 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 235-246, Budapest, Hungary, September 2007.
8. 長谷川 幹根, 石川 佳治, 「T-Scroll：時系列文書のクラスタリングに基づくトレンド可視化システム」, 情報処理学会論文誌：データベース, Vol. 48, No. SIG 20(TOD 36), pp. 61-78, 2007年12月.
9. Sophoin Khy, Yoshiharu Ishikawa, and Hiroyuki Kitagawa, "A Novelty-based Clustering Method for On-line Documents", World Wide Web Journal, Vol. 11, No. 1, pp. 1-37, March 2008.
10. Sophoin Khy, Yoshiharu Ishikawa, and Hiroyuki Kitagawa, "A Query Language and Its Processing for Time-Series Document Clusters", Proceedings of the 11th International Conference on Asia-Pacific Digital Libraries (ICADL 2008), Vol. 5362 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 82-92, Bali, Indonesia, December 2008.
11. Sophoin Khy, Yoshiharu Ishikawa, and Hiroyuki Kitagawa, "Querying Topic Evolution in Time Series Document Clusters", 日本データベース学会論文誌, Vol. 7, No. 3, pp. 7-12, 2008年12月.
• 関連する外部資金
• 日本学術振興会科学研究費 若手研究(B)，「情報の新規性に基づく時系列文書からの知識発掘手法に関する研究」，代表者 石川 佳治，2002年度〜2003年度．
• 放送文化基金，「配信型コンテンツをタイムリーに組織化するためのクラスタリング技術の開発」，代表者 石川 佳治，2007年度．

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移動軌跡データからの移動統計量の効率的抽出法

• 分野：時空間データベース
• 年度：2003年〜2008年
• 概要：時空間データベースの研究においては，GPS等により取得された大量の移動オブジェクトの移動軌跡データを蓄積・管理し，さまざまな問合せに利用することが着目されている．本手法は，このような状況を踏まえ，大量の移動オブジェクト状況の移動パターンを要約するような，一種のデータマイニング手法の提案を行っている．本手法では，移動オブジェクトの移動パターンが定常的なマルコフ連鎖にしたがうものとしてモデル化し，移動統計量の抽出を行う．これにより，移動履歴をもとにした移動オブジェクトの移動経路予測などを実現する．
• 主要メンバー：塚本 祐一，町田 陽二（筑波大）
• 主な関連論文
1. 塚本 祐一, 石川 佳治, 北川 博之, 「索引付けされた移動軌跡データからの効率的な移動統計量抽出法」, 日本データベース学会Letters, Vol. 2, No. 1, pp. 27-30, 2003年5月.
2. 塚本 祐一, 石川 佳治, 北川 博之, 「索引付けされた移動軌跡データからの効率的な移動統計量抽出法の評価」, 日本データベース学会Letters, Vol. 2, No. 2, pp. 21-24, 2003年10月.
3. Yoshiharu Ishikawa, Yuichi Tsukamoto, and Hiroyuki Kitagawa, "Extracting Mobility Statistics from Indexed Spatio-Temporal Datasets", Proc. 2nd Workshop on Spatio-Temporal Database Management (STDBM'04), Toronto, Canada, Aug. 2004.
4. 町田 陽二, 石川 佳治, 北川 博之, 「移動軌跡ストリームデータのためのインクリメンタルなヒストグラムの管理手法」, 日本データベース学会Letters, Vol. 4, No. 2, pp. 45-48, 2005年9月.
5. 町田 陽二, 石川 佳治, 北川 博之, 「マルコフ連鎖モデルに基づく動的な移動ヒストグラム構築手法」, 日本データベース学会Letters, Vol. 5, No. 1, pp. 89-92, 2006年6月.
6. Yoshiharu Ishikawa, Yoji Machida, and Hiroyuki Kitagawa, "A Dynamic Mobility Histogram Construction Method Based on Markov Chains", Proceedings of the 18th International Conference on Scientific and Statistical Database Management (SSDBM 2006), Vienna, Austria, pp. 359-368, July 2006.
7. 石川 佳治, 町田 陽二, 北川 博之, 「マルコフ連鎖モデルに基づく移動ヒストグラムの動的構築法」, 電子情報通信学会論文誌 D, Vol. J90-D, No. 2, pp. 311-324, 2007年2月.（平成19年度電子情報通信学会論文賞受賞）
8. Yoshiharu Ishikawa, "Data Mining for Moving Object Databases" Laurence T. Yang, Agustinus Borgy Waluyo, Jianhua Ma, Ling Tan, and Bala Srinivasan (eds.), Mobile Intelligence, John Wiley & Sons, 2010, Chapter 11, pp. 239-263, ISBN 978-0-470-19555-0.
• 関連する外部資金
• 文部科学省科学研究費 特定領域研究(C)(2)：IT深化の未来を開く情報学研究，「位置情報・地理情報を統合したウェブウェアハウスの実現手法に関する研究」，代表者 石川 佳治，2001年度〜2002年度
• 文部科学省科学研究費 特定領域研究(C)(2)：IT深化の未来を開く情報学研究，「適応型ストリーム処理に基づく能動的コンテンツ統合利用に関する研究」，代表者 北川博之，2003年度〜2005年度
• 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(C)(2)，「オンライン時空間情報を集約するウェブウェアハウス構築手法の開発」，代表者 石川 佳治，2004年度〜2006年度
• 稲盛財団研究助成金，「大規模移動オブジェクトデータベースのためのリアルタイムOLAP手法の開発」，代表者 石川 佳治，2004年度〜2005年度
• 文部科学省科学研究費 特定領域研究「情報爆発IT基盤」，「移動オブジェクト技術に基づくセンサデータベースの適応的問合せ処理に関する研究」，2007年度〜2008年度

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空間情報とウェブとの統合／データベースを活用したウェブマイニング

• 分野：ウェブマイニング，時空間データベース
• 年度：2004年〜2007年
• 概要：ウェブ上には有用な知識が膨大に存在しており，その有効な利用技術を開発することは重要な研究課題となっている．本プロジェクトではまず，ウェブ上に存在する空間情報（特定の値域に関する情報を有するサイト・ページなど）を地域性を考慮してランク付けする方式や，特定の地域に対する有用な情報を有する空間情報源を抽出する方式の開発を進めている．また，ユーザが提供するデータベースをもとに，トピックにフォーカスしたクローリングを行い，有用な情報を抽出するための手法についても研究を行っている．
• 主要メンバー：張 建偉，黒川 沙弓（筑波大）
• 主な関連論文
1. 張 建偉, 石川 佳治, 北川 博之, 「空間情報ハブ抽出のためのウェブリンク解析手法」, 日本データベース学会 Letters, Vol. 3, No. 3, pp. 9-12, 2004年12月.
2. Jianwei Zhang, Yoshiharu Ishikawa, and Hiroyuki Kitagawa, "Extended Link Analysis for Extracting Spatial Information Hubs", Proceedings of International Workshop on Challenges in Web Information Retrieval and Integration (WIRI 2005), pp. 17-22, Tokyo, Japan, IEEE Computer Society Press, April 2005.
3. Jianwei Zhang, Yoshiharu Ishikawa, Sayumi Kurokawa, and Hiroyuki Kitagawa, "LocalRank: Ranking Web Pages Considering Geographical Locality by Integrating Web and Databases", Proceedings of the 16th International Conference on Database and Expert Systems Applicatioins (DEXA 2005), Vol. 3588 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 145-155, Copenhagen, Denmark, Springer-Verlag, August 2005.
4. Jianwei Zhang, Yoshiharu Ishikawa, Sayumi Kurokawa, and Hiroyuki Kitagawa, "LocalRank: A Prototype for Ranking Web Pages with Database Considering Geographical Locality", Proceedings of the Eighth Asia Pacific Web Conference (APWeb 2006), Vol. 3841 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 1209-1213, Harbin, China, Springer-Verlag, January 2006. (demo)
5. Jianwei Zhang, Yoshiharu Ishikawa, Hiroyuki and Kitagawa, "Record Extraction Based on User Feedback and Document Selection", Proceedings of the Joint Conference of the 9th Asia-Pacific Web Conference and the 8th International Conference on Web-Age Information Management (APWeb/WAIM07), Vol. 4505 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 574-585, Huang Shan (Yellow Mountains), China, June 2007.
6. 張 建偉, 石川 佳治, 北川 博之, 「トピックを考慮した大規模文書情報源からのレコード抽出」, 情報処理学会論文誌：データベース, Vol. 48, No. SIG 14(TOD 35), pp. 107-123, 2007年9月.
• 関連する外部資金
• 文部科学省科学研究費 特定領域研究(C)(2)：IT深化の未来を開く情報学研究，「位置情報・地理情報を統合したウェブウェアハウスの実現手法に関する研究」，代表者 石川 佳治，2001年度〜2002年度
• 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業（CREST），「自律連合型基盤システムの構築」，代表者 加藤和彦，分担代表者 北川博之，2003〜2005年度
• 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(C)(2)，「オンライン時空間情報を集約するウェブウェアハウス構築手法の開発」，代表者 石川 佳治，2004年度〜2006年度
• 旭硝子財団 第2分野・奨励，「時空間ウェブウェアハウス構築のためのWebからの情報抽出・組織化に関する研究」，代表者 石川 佳治，2004年度〜2005年度

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以下は筑波大学時代のプロジェクトです．

移動オブジェクトに対する適応型の情報提供手法の研究

• 分野：時空間データベース
• 年度：2000年〜2004年
• 概要：GPS機器を搭載した自動車などの移動オブジェクトに対して，移動経路や移動状況に応じて，移動の各時点において適切な周辺情報の提供を行うことを目的とする．本手法の特徴は楕円体距離の利用にある．これは，楕円形状をもつような距離であり，少数のパラメータを適切に設定することで任意の傾き・膨らみにチューニングすることが可能である．本手法では，移動オブジェクトの移動経路，移動速度などの情報をもとに，距離関数のパラメータを自動設定する手法を開発した．移動の各時点において，適切なパラメータ値を設定された距離関数で近傍検索を行うことにより，移動情報に応じた周辺情報データを空間データベースから検索する．このシステムは，ESRI社のArcViewシステム上にプロトタイプとして実現している．
• 主要メンバー：河島 徹，難波 洋介，塚本 祐一
• 主な関連論文
1. Yoshiharu Ishikawa, Hiroyuki Kitagawa, and Tooru Kawashima, "Continual Neighborhood Tracking for Moving Objects Using Adaptive Distances", Proc. International Database Engineering and Application Symposium (IDEAS'02), Edmonton, Canada, pp. 54-63, Jul. 2002.
2. Yoshiharu Ishikawa, Yuichi Tsukamoto, and Hiroyuki Kitagawa, "Implementation and Evaluation of an Adaptive Neighborhood Information Retrieval System for Mobile Users", Proc. 3rd International Workshop on Web and Wireless Geographic Information Systems (W²GIS), Roma, Italy, pp. 25-33, December 2003.
3. 塚本祐一, 石川佳治, 北川博之, "移動オブジェクトへの周辺情報提供のための空間データベース検索システムの実装と評価"，電子情報通信学会論文誌, Vol. J-87-D-I, No. 2, pp. 202-215, 2004年2月.
• 関連する外部資金
• 文部科学省科学研究費 特定領域研究(C)(2)：IT深化の未来を開く情報学研究，「位置情報・地理情報を統合したウェブウェアハウスの実現手法に関する研究」，代表者 石川 佳治，2001年度〜2002年度
• 文部科学省科学研究費 特定領域研究(C)(2)：IT深化の未来を開く情報学研究，「適応型ストリーム処理に基づく能動的コンテンツ統合利用に関する研究」，代表者 北川博之，2003年度〜2005年度
• 日本学術振興会科学研究費 基盤研究(C)(2)，「オンライン時空間情報を集約するウェブウェアハウス構築手法の開発」，代表者 石川 佳治，2004年度〜2006年度
• 稲盛財団研究助成金，「大規模移動オブジェクトデータベースのためのリアルタイムOLAP手法の開発」，代表者 石川 佳治，2004年度〜2005年度

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XML データベースの問合せ処理法／XML ビュー管理に関する研究

• 分野：XMLデータベース
• 年度：2002年〜2004年
• 概要：XMLデータベースに関するいくつかの研究を行った．まず，XPathによるXMLデータベースへの問合せを効率的に実現する手法について研究をおこなった．次いで，リレーショナルデータベース上に構築されたXMLビューに関する研究を実施した．まず，外部関数が問合せに含まれる際の問合せ最適化手法を開発した．また，XMLビューがネットワークを介したクライアント側で実体化ビューとして保持される際の効率的な更新手法を検討した．
• 主要メンバー：永井 孝明，川田 純，宮坂 集策
• 主な関連論文
1. Yoshiharu Ishikawa, Takaaki Nagai, and Hiroyuki Kitagawa, "Transforming XPath Queries for Bottom-Up Query Processing", Proceedings of the IASTED Interanational Conference on Information Systems and Databases (ISDB 2002), pp. 210-215, Tokyo, Japan, September 2002.
2. Yoshiharu Ishikawa, Jun Kawada, and Hiroyuki Kitagawa, "Processing XML View Queries Including User-defined Foreign Functions on Relational Databases", Proceedings of the 3rd International Conference on Web Information Systems Engineering (WISE 2002), pp. 225-236, Singapore, IEEE Computer Society Press, December 2002.
3. 川田 純, 石川 佳治, 北川 博之, 「リレーショナルデータベース上のXMLビューに対する外部関数を考慮した問合せ処理」, 情報処理学会論文誌：データベース, Vol. 43, No. SIG 12(TOD 16), pp. 16-37, 2002年12月.
4. 石川 佳治, 宮坂 集策, 北川 博之, 「RDB上のXSLT実体化ビュー のインクリメンタルな更新手法」, 日本データベース学会 Letters, Vol. 3, No. 2, pp. 25-28, 2004年9月.
• 関連する外部資金
• 文部科学省科学研究費 特定領域研究(C)(2)：IT深化の未来を開く情報学研究，「位置情報・地理情報を統合したウェブウェアハウスの実現手法に関する研究」，代表者 石川 佳治，2001年度〜2002年度

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制約情報を用いた空間情報源の情報統合

• 分野：時空間データベース，異種分散情報統合
• 年度：2000年〜2001年
• 概要：ネットワーク上に存在する多様な異種情報源の統合についてはさまざまな研究がなされてきたが，空間情報源（例：指定された領域内の店舗を検索して提示する情報サービスなど）を的確に組合せ，有効な情報を抽出することに関しては研究がなされていない．そこで本研究では，制約データベースの概念を用いて，空間情報源を制約をベースに統合する方式を開発した．
• 主要メンバー：柳 奇亨，長谷川 健一
• 主な関連論文
1. Yoshiharu Ishikawa and Hiroyuki Kitagawa, "Source Description-Based Approach for the Modeling of Spatial Information Integration", Proceedings of the 20th International Conference on Conceptual Modeling (ER 2001), Vol. 2224 of Lecture Notes in Computer Science, pp. 41-55, Yokohama, Japan, Springer-Verlag, November 2001.
• 関連する外部資金
• 日本学術振興会科学研究費 奨励研究(A)，「制約情報を用いたメタ情報の記述に基づく情報統合アーキテクチャの研究」，代表者 石川 佳治，2000年度〜2001年度

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適合フィードバックを用いた画像検索手法の開発

• 分野：マルチメディアデータベース
• 年度：1999年〜2000年
• 概要：画像検索において，ユーザとの対話に基づいて検索結果を洗練する適合フィードバックの手法を導入した．ユーザから適合と指定された画像群の特徴空間上での分布を考慮して新たな問合せ中心と距離関数を決定する．
• 主要メンバー：呉 越勝，山本 真吾

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以下は文部省在外研究員でメリーランド大学およびカーネギーメロン大学に長期出張していたときのプロジェクトです．帰国後継続して研究を進めました．

マルチメディアデータベースにおける適合フィードバック手法の開発

• 分野：マルチメディアデータベース
• 年度：1997年〜1998年
• 概要：文部省在外研究員として派遣されたメリーランド大学（途中でカーネギーメロン大学に移る）のChristos Faloutsos教授らと，マルチメディアデータベースにおける適合フィードバックの技術の開発を行った．その後，この成果の延長上の検討を行った．
• 主要メンバー：Christos Faloutsos (Carnegie Mellon University), Ravishankar Subramanya (Pittsburgh Supercomputing Center)
• 関連する外部資金
• 文部省科学研究費 特定領域研究(A)(1)：メディア統合および環境統合のための高機能データベースシステムの研究開発「マルチメディア情報ベース技術の研究（A02班）」 代表者 植村俊亮，1998年度

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以下は奈良先端科学技術大学院大学時代のプロジェクトです．

オブジェクトに着目した画像検索に関する研究

• 分野：マルチメディアデータベース
• 年度：1997年
• 概要：画像内のオブジェクトに着目した画像検索手法について検討を行った．
• 主要メンバー：北 幸典

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構造化文書情報源に対するラッピング手法の研究

• 分野：異種分散情報統合，構造化文書
• 年度：1996年〜1997年
• 概要：構造化文書を保持するネットワーク上の情報源に対してラッパー（wrapper）を構築するための手法を開発した．
• 主要メンバー：古舘 丈裕
• 主な関連論文
1. Yoshiharu Ishikawa, Takehiro Furudate, and Shunsuke Uemura, "A Wrapping Architecture for IR Systems to Mediate External Structured Document Sources", Proceedings of the Fifth International Conference on Database Systems for Advanced Applications (DASFAA '97), pp. 431-440, Melbourne, Australia, World Scientific, April 1997.

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コレクション型に基づくオブジェクトデータベース問合せ処理の研究

• 分野：オブジェクトデータベース
• 年度：1995年〜1996年
• 概要：コレクション型とは，集合，多重集合（マルチセット），リストなどを総称したデータ型を指す．コレクション型の枠組みを用いてオブジェクトデータベースの問合せ処理をする機構ついて検討した．
• 主要メンバー：高橋 賢一
• 関連する外部資金
• 文部省科学研究費 奨励研究(A)，「コレクションオブジェクトに対する索引を用いたデータベース問合せ処理の研究」，代表者 石川 佳治，1996年度

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以下は筑波大学の大学院時代から奈良先端科学技術大学院大学にかけて実施したプロジェクトです．

シグネチャファイルに基づくオブジェクトデータベースの索引手法／シグネチャファイルに基づく集合値索引

• 分野：オブジェクトデータベース，索引手法
• 年度：1994年〜1996年
• 概要：筑波大学 北川 博之教授とともに，シグネチャファイルにより集合値検索を効率的に支援する手法を大学院時代に開発した．奈良先端科学技術大学院大学では，これを発展させ，入れ子オブジェクトなどへ対象を拡張した．
• 主な関連論文
1. Yoshiharu Ishikawa, Hiroyuki Kitagawa, and Nobuo Ohbo, "Evaluation of Signature Files as Set Access Facilities in OODBs", Proceedings of the 1993 ACM SIGMOD International Conference on Management of Data (SIGMOD '93), pp. 247-256, Washington, D.C., May 1993.
2. Hiroyuki Kitagawa, Yoshiaki Fukushima, Yoshiharu Ishikawa, and Nobuo Ohbo, "Estimation of False Drops in Set-valued Objects Retrieval with Signature Files", Proceedings of the Fourth International Conference on Foundations of Data Organization and Algorithms (FODO '93), pp. 146-163, Chicago, Illinois, October 1993.
3. Yoshiharu Ishikawa and Hiroyuki Kitagawa, "Analysis of Indexing Schemes to Support Set Retrieval of Nested Objects", Proceedings of the International Symposium on Advanced Database Technologies and Their Integration (ADTI '94), pp. 55-62, Nara, Japan, October 1994.
4. 石川 佳治, 北川 博之, 大保 信夫,
   「シグネチャファイルによる集合値検索のコスト評価」,
   情報処理学会論文誌, Vol. 36, No. 2, pp. 383-395, 1995年2月.
5. Yoshiharu Ishikawa and Hiroyuki Kitagawa, "Design and Performance Analysis of Indexing Schemes for Set Retrieval of Nested Objects", IEICE Transactions on Information and Systems, Vol. E78-D, No. 11, pp. 1424-1432, Nov. 1995.
6. Hiroyuki Kitagawa, Noriyasu Watanabe, and Yoshiharu Ishikawa, "Design and Evaluation of Signature File Organization Incorporating Vertical and Horizontal Decomposition Schemes", Proceedings of the Seventh International Conference on Database and Expert Systems Applications (DEXA'96), pp. 875-888, Zurich, Switzerland, September 1996.